美味しいお米の炊き方

お米のタイプで水加減を調整しましょう

 

 

アナタはといだお米をすぐに炊いていませんか? もしそうだとしたらいくらおいしい銘柄米だとしても、味は半減以下に落ちてしまいます。

 

 

といだお米はざるにあけ、最低でも30分、できれば1時間以上水をきっておくのがとてもたいせつなコツなのです。ツヤツヤふっくらとお米が立ちあがるよう炊きあげるには、米粒にいかにうまく吸水させるかが鍵となります。モチモチしているけれどベチャっとしていない食感は、適切な方法でお米の性質にかなった吸水をほどこすことから生まれます。そのため、いったん水切り・表面乾燥、その後十分に浸水させるというステップが必須。

 

 

必ず水切りは実践してくださいね。炊きあがりに驚くほど差がでます。30分以上ざるで水きりしたお米は各家庭にある炊飯器に入れ、目盛りに合わせて水を注ぎ入れます。お年寄りや幼児がいる家庭では水を多めにして柔らかめに炊きあげたり、あるいはすし飯をつくるときは少なめにして固めに炊きあげたり、水加減はお好みで。

 

 

基本的な知識として覚えておきたいのは、新米は水分を多く含むため水は若干少なく、逆に無洗米は洗わないぶん水分を米粒がまとっていないため通常より約1割増しの水加減にするという2点です。