美味しいお米の炊き方

伝統の土鍋で美味しくお米を炊く方法

 

 

日本人なら伝統の土鍋で、究極のごはんを炊いてみたいもの。IH炊飯器などハイテク製品が多々登場して美味しいごはんを炊くのに苦労はいりませんが、やはり土鍋と直火で炊きあげるごはんは格別の美味しさです。

 

 

なぜ土鍋で炊いたお米が美味しいかというと、と鍋の丸い鍋底全体をガスの炎が包みこみ、じわじわ~っとお米に熱を伝えるからなのです。だから“初めチョロチョロなかパッパ”という昔ながらの炊き方を手間なく再現でき、炊きあがったお米はふっくらモチモチ、おまけに電子炊飯器にはない香ばしさも生まれます。

 

 

また土鍋は密閉性の高さから保温にもすぐれ、余熱がお米の芯まで通ることでふっくらと上手にむらしあげてくれます。土鍋は土でできているから余分な蒸気を逃がし、ご飯がベチャっとなる心配もありません。その結果、米粒が立ち上がった美味しいごはんに仕上がるのです。

 

 

美味しい土鍋ごはんの炊き方は、お米をといでざるにあけるまでは炊飯器と同様。ざるで30分以上、水をきったお米を土鍋に入れ、同量かやや多めの水をそそいで30分ほど浸水させます。その後、ガスの強火にかけ、沸騰したらとろ火にして約5分炊きます。そして火を止め、ふたをしたままむらすこと約20分。これだけで、とびきりの土鍋ご飯の完成です。